アプリ開発者とは、主にアプリケーションソフトウェアの開発・監修・メンテナンスを行う業種のことを指します。スマートフォンの急速な普及により、”アプリ”というワードが一般の方に認知される機会も増えましたが、実は以前からこの業種は存在しています。
アプリというワードから、ゲームやカメラ機能などを連想する方も多いかと思いますが、一概にそういったものばかりではなく、企業が利益を上げるために使用するシステムや管理・監視システムの開発などもアプリ開発という業種に入ります。
今や世の中に存在するほとんどの業界が、アプリケーションの恩恵を受けていると言っても過言ではないほど浸透していますので、陰ながらこの世界を支えている、なくてはならない業種のひとつと位置づけられるでしょう。
アプリ開発は、『受託型』や『下請け』という形態をとっていることがほとんどです。実際にアプリケーションを使用する企業や個人から直接依頼を受ける形と、委託された企業から更に委託される下請けの役割を担う場合があります。
そのため、複数のプロジェクトを並行して行わなければならないこともあり、勤務時間が長めになってしまうケースも珍しくはありません。また、この業界に従事するには様々なプログラミング言語を習得しておく必要があります。そういった理由で優秀な人員の確保が難しい業種ですので、実務経験者が非常に重宝されやすい傾向にあるのも特徴のひとつとされています。